バングラデシュでは新型コロナウィルスの感染拡大が続いています。 コスミックインフォリンクの自社工場はバングラデシュの首都ダッカにあります。私たちの工場はソーシャルディスタンスを保ち、衛生管理を徹底して生産を続けていますが […]
Vol.1〜バングラデシュで生産している理由と手作り職人について
弊社社長の母国であるバングラデシュは、ノクシカタと言う伝統的な刺繍やジュートを編み込んだ製品など、昔な
がらの手仕事が息づく国です。
社長が来日した当時、日本にはインドやメキシコ、タイ、中国などさまざまな国のハンドクラフトの製品があるに
も関わらず、バングラデシュの製品はなく、母国のものづくりを日本で紹介できないかと考えていました。
そこで、ノクシカタやジュートを使った製品を作りました。ベンガルタイガーやゾウ、ペンギンやカエルといった
カラフルな手のひらサイズのぬいぐるみたち。クラフト感あふれるチャーミングな動物たちは、たちまち人気が出
て、いろいろなお店で扱われるようになりました。
また、バングラデシュやインドで伝統的に履かれている、レザーのユニークなサンダル。これを日本の女の子た
ちにも履いてもらいたい、と考えてつくり始めたのが、今の靴工場の始まりです。

メッシュやハンドパンチング、ステッチワークや型押しといった、バングラデシュのサンダル作りの伝統的なテク
ニックを活かし、現代の女の子たちのファッションに合わせられるようにモダンにアレンジ。
サンダルから始まったアイテムが、今はシューズやパンプス、ブーツ、バックといった多彩なアイテムに広がりま
した。
工場の職人たちも、そのような伝統的なテクニックを身に付けたベテランの職人がそろい、日々その技術をさらに高めるために努力を重ねています。

日本からも社長や企画が定期的に工業を訪れ、職人たちと一緒になってデザインやものづくりに取り組んでいます。
クラフト感あふれる靴やバッグが、緑と水に囲まれた光あふれる工場から、はるばる海をこえて日本にやってきています。